時間も、お金もかかりましたが、大満足の仕上がりです(^^
ベースとなったヘルメットは「Arai RAPIDE-LS」。ペイントをお願いしたのは、世田谷区宮坂にある「BrushFactoryDesign」さんです。
その昔、16歳で免許をとってすぐに「JinPrize」の斎藤仁のレプリカのヘルメットを買って被っていたのですが、3年ほど経った頃でしょうか、バイクのメットホルダーに掛けておいたところ盗難にあってしまい、それ以来「Astro-RD」を被っていました。
その「ASTRO」も使って使えないことはないのですが、デザインも気に入って買ったはずなのに、なんか物足りない。それにどこが悪いと言うのはないんだけど「ASTRO」系の形は好きになれないのです。
おまけにずっとほったらかしにしていたせいで、思い切りカビ臭くなってしまっていました。せっかくバイクを買うと言うのに、カビ臭いヘルメットじゃ気分も萎えてしまいます。
「ここは一発奮発してヘルメットも新調しよう」と、上野に行って一通り観てみたんだけど、気に入ったヘルメットが見つからず、「気に入ったのが無ければ作れば良い」とオリジナルペイントのオーダーをすることにしました。
まず、バイク雑誌でオリジナルペイントをしてくれるところ探してみると、以前に何度か耳にしたことのある「BrushFactoryDesign」が結構近いことが分かり、他の雑誌で「BrushFactoryDesign」で作った作品を見つけ、一発で気に入り早速お店に電話してみました。
電話でペイントのオーダーをしたいと言うことを告げると「ベースになるヘルメットの種類と予算が決まったら、あとはこちらに来ていただいて細かい打ち合わせをしましょう」と言うことになり、気の早い筆者はその日のうちに同居人をつれて行ってみました。
「BurashFactoryDesign」は、うちから、約30分くらいの場所で、住宅街のど真ん中、それも家と家の間を入っていった奥にありました。看板すら出ていません。電話した時に「看板とかないから、とてもわかりにくいですよ。」と言うのを聞いていなかったら、ホントに気がつかないような場所にありました。なかを覗くとまさにFactoryと言った感じです。そこには、所狭しと作業中の作品が並んでいてます。
今までペイントしたヘルメットの写真や、雑誌に掲載された記事を見せてもらいながら、こちらの希望を伝えて、それをどうまとめてデザインにしていくかを話し合います。
こちらの希望は「色は、白と青をベースに」「トランプのJokerをデザインに利用して欲しい」「死神の絵を入れて欲しい」と言ったものでした。あとは、話し合いの中で「思いっきり派手にするのか?」とか「グラフィックのパターンはどんな感じにするのか?」とか「絵はリアルなものにするのかコミカルなものにするのか?」と言ったことを煮詰めていき、最終的に代表である平井さんに全体のイメージを伝えて、「じゃ、こうしようよ」と言ったことで、2時間ほどでデザインが決まりました。
最終的に決まったデザインは、左右両側にちょっとコミカルなタッチの死神が大ガマを持って、前方を睨み付けてます。そして、トップの辺りは、キャンディーブルーで、よく見るとトランプが何枚も書かれているのがわかると思います。(ローライダーなんかのペイントで言うところのソウルペイントって奴です。)初めに考えていたよりもずっと大掛かりな物になってしまいました。(^^;
今回のペイント代は、8,9万円くらいじゃないかと言うことです。代表の平井さん曰く「たかがヘルメットのペイントで10万円も貰いたくない。」と言うことで、本当だったら、もっと掛かってしまっていたのかもしれません。だって、話を煮詰めていく段階であれもしたいこれもしたいって思い始めちゃったんだから仕方ないです。
普通は、「おぉかっこいいじゃん」と言うようなペイントで5万円くらい、「信号待ちの時に隣に並んだ奴に負けたくない」と言うようだと8万円くらい。あれもこれもと思い切り欲張ったものでも10万円以内で収めるようにしてくれるそうです。
ようは、どれくらい手間が掛かるかで値段が決まるのですが、過去に作ったものの写真を見せてもらった感じでは、5万円物でも十分以上にカッコ良かったです。
まだ、完成していないのですが、あともうちょっとで仕上がると言うので、お店に行って写真を撮らせてもらいました。出来は、ご覧の通りです。
まだ、もう少し手が入るそうです。ますます、楽しみになってきました。