キャンディブルーの下には、死神となったJokerが....

がつんと効かせよう!!

筆者はSTDのブレーキってそんなに悪いと思いません。R1-ZもパワーがSTD+αだったら、なんの問題もないと思います。
しかし、換えれば換えただけの効果があるのもブレーキです。やはり安心して止まれると言うのは大事ですよね。


念願のTZ用キャリパーをゲット!! 今までバイクに乗っていて、前後ドラムブレーキだったMTX80を除いてブレーキに関してはそれほど不満を持ったことはありませんでした。
確かに、「もう少し効けば...」とか「コントロール性が良ければ...」と思うことがなかったわけではありませんが、ブレーキの性能云々よりも、それを扱う人間側の問題の方が大きかったからと言うのもあって、やってもせいぜいパッド交換程度でした。

6000km走りきった辺りで、そろそろパッドの残りも無くなってきて、効きもはじめの頃に比べるとちょっと甘くなったかな??と感じはじめていたこともあって「キャリパーの交換でどれくらい変わるものなんだろう??」と言う興味心が沸いているのを感じつつもで、「パッド交換のみで良いや!!」と殆ど無くなり掛けていたSTDのパッドの変わりにFCMのパッドを入れようとRyOXにR1-Zを持ちこみました。

キャリパーを外してみると、5000km辺りで一度自分なりに掃除してみてはあったものの、けっこう汚くなっていました。ピストンの動きもバラバラ...そこでさわおさん自ら、掃除とグリスアップをしてくれて、4つのピストンが均一に動くようになったところで、新品のパッドを組みつけようとしたところで問題発生!!

なんと、FCMのパッドがキャリパーに収まらない....
仕方ないので、FERODOにしようかと思ったら、生憎在庫切れ...。STDのパッドを戻すのも癪だったので、さわおさんが89TZ用のNISSINのキャリパーなら使える筈と探し出してきてくれ、急遽キャリパーの交換もすることにしました。
以前から、このキャリパーを使いたいとは思っていたのですが、レーサー用のキャリパーと言うことでダストシールを持たないので、STDのように乗りっぱなしと言うわけにはいかないので躊躇していたんですが、どうせいずれ変える予定だったんだからと、腹をくくり採用することにしました。
# これからは、ホントにマメにメンテしないと行けなくなっちゃいましたけどね(^^;

このキャリパーも中古品と言うことで、ダストがこびりついた状態だったのですが、さわおさんのゴットハンドに掛かるとあっという間にピカピカでさくさく動くようになりました。

フローティングタイプの鋳鉄ローター....かっこいい...... それから、ドリブンスプロケットを交換するついでに、リアのブレーキディスクも鋳鉄製のフローティングタイプのディスクに変更しました。

かっこいいのはもちろんですが、鋳鉄製と言うことで、効きとコントロール性が抜群らしいです。

で、取り付けが終わったところで、早速試乗!!....と言いたいところですが、ブレーキ周りは、他のところ以上に当たりがついてこないと真価を発揮しないので、100kmほど走ってからのインプレを含めてお届けします。

つけた直後は、ブレーキの効きがいまいちのように感じたものの、走りこんでいくうちに次第に当たりが出てきたのでしょう、タッチ、効き共に良くなってくるのが伝わってきます。

まず、フロント側は、STDの時のがつんと効く感じから、握れば握っただけ効いてくると言う感じが強くなっています。ちょんと掛ければちょんと効いて、ぐっと掛ければぐっと効くそんな感じです。
スピードのコントロールが凄く簡単に出きるようになりました。

そして、今までと大きく違うのがリリースしたときの感覚。
STDだとちょっとだけ緩めるつもりが思った以上に緩めてしまっていたということが多くあったのですが、緩めたら緩めただけリリースできる感じがします。
パッド自体の効きも十分です。法定速度の倍以上の速度からも、確実にスピードを殺せるだけの効きを示してくれます。おまけにパッドが食いつくと言う感じが無いので、ロック寸前のコントロールも容易にできるんじゃないかと思います。

続いて、リア側は、パッドがSTDなのにも関わらず、リニアな効きを示してくれるようになったのが印象的です。
パッドが食いつく感じがしないので、始めは「ん??...効いていない??」とか、思ったりもしましたが、実はちゃんと効いていて、確実にスピードを落せています。思いきり効かせようとした時の踏み込み量がちょっと増えた感じもしました。

いままでは強く踏みすぎるとすぐにロックしそうな感じがしていたので、あまり、リアブレーキを使わなかったのですが、これなら、もっと積極的にリアブレーキを使おうと言う気になってきます。

あとは、この性能を維持するためにマメなメンテと、使いこなすために乗り手のチュ−ニングをしないと行けませんね(^^;


つづく.....かな??


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