日本海間瀬サーキット

2001年10月20日(土) 晴れ

明日の間瀬耐のフリー走行です。
レースに参加する車両のFZは今晩受け取り予定なので、まだ手元にありません。
別の車両でも走行可能か、あらかじめ電話で確認してみると、「別に構いませんよ」とのことだったので、SRXで走ることにしました。

前日の晩に出発して、3時ごろサーキットに到着。
そのまま、車内泊。8時にゲートオープン。
ゆっくりと準備。
ガソリンタンクの残量を見るとちょっと1時間の走行を走りきるには心細いので、サーキットの事務所でレギュラーを5リッター購入して給油。

10時からフリー走行開始。

さて、走ろう...と思い、ギアを入れると、エンスト...
クラッチを握って、セルを廻そうとしても、セルはウンともスンとも言いません。
そう、この前、整備したときに、サイドスタンドのあたりにきていた、配線を邪魔だからといって外した記憶が...
あれが、サイドスタンドスイッチの配線だったんですね。
とりあえずパドックに戻ってサイドスタンドスイッチの配線の青に黄色のラインを見つけて、アースの黒の配線とショートさせて、無事、エンストしなくなりました。

気を取り直して、コースイン。
初めてのコースなので、慣らしラインをゆっくりと走行。
ほとんど、峠といった感じの狭くてアップダウンの激しいレイアウトです。

2周目から、全開走行に移ります。
が、8000rpmを越えたあたりで全開にしていると、激しいノッキングが....
気温が低いので、ガスが薄めになってしまったのでしょうか？
それとも、サーキットで買ったガソリンが原因でしょうか？

とはいっても、予備のオーバーサイズのジェットはもっていないので、ピットに戻ったからといって対策が出来るわけでもないので、ノッキングが出たらアクセルを戻すという、消極的な方法でその場をしのぎます。

間瀬を走ってみた感想ですが、筑波に比べると見通しの利かない複合コーナーが多く、どこを走れば良いのか、よくわかりません。路面に残ったブラックマークと追い越していくバイクのラインをトレースするようにして走りやすいラインを探します。

それでも、複合ヘヤピンでは、2度も飛び出してしまいました。
最終コーナーは、どうも攻め切れません。速いバイクの走り方を観ていると、入り口で軽く寝かしこみながら、向きを変え、ピットの入り口に差し掛かったところで、フルバンク、そのまま深めにクリップを取りながら立ち上がっていくのですが、そのラインをトレースしようとすると、どうもギクシャクしてしまいうまく立ち上がれません。

周回を重ねていると、前方にNSRを発見。
ノッキングに気をつけながら、何とか追いつき、3周ほど後ろについてみる。
他に走っているのは、レーサーやビッグバイクばかりの中では、どちらかというと、パワーのないノーマルっぽいNSRなのでコーナリングスピード重視のラインを取っているせいか、こちらのほうが、ついていくのが楽です。

しかし、単独走行になるとまたさっきと同じようにどこを走っていいのかわからなくなってしまいます。まだまだ修行が足りませんね。

おまけに、あまりにも速度差があるので、自然と他の速いバイクの邪魔にならないように...という事にばかり気が行ってしまい、さらにギクシャクとした走りになってしまいます。

それでも、せっかくの練習時間だし、めったに走りに来れない間瀬ですから、時間を有効に使おうと、前から課題にしていた走行中のシートの過重位置の違いでどれだけ曲がり方に違いが出るかを試したり、コーナリング中にリアブレーキを使ったスピードコントロールを心がけるような練習をして過ごしました。

あっという間に、1時間の走行が終了。
それにしても、間瀬は疲れる...