2002年6月15日 筑波サーキット スポーツ走行 A1 A2

前回の走行の後、レギュレーターを新品に交換して、バッテリーステーを追加してノーマルバッテリーを積めるようにしたので、そのテストも兼ねて、前から予定していたとおり筑波サーキットに練習に行きました。

朝5時に目を覚ますと、夜中から降り続いている雨が、かなり激しくなっています。
いつものようにすき屋で朝食を食べて、そのまま高速に乗り筑波へ向かいますが、谷和原インターに近づくにつれて雨がドンドン激しくなっていきます。
今日は完全にウエットでの走行になるだろうなぁ〜と覚悟を決めて高速を降りると空が段々と明るくなってきて、サーキットに着いた頃にはすっかりとあがっています。

1本目はともかく2本目以降は上手くすればドライで走れそうな感じです。

トイレ脇に車を停めてバイクを下ろしているとケイタロウ君がピットを押さえてあるというので、そちらに移動して準備の続きをします。

そして、8時 1本目の走行。
時間になってコース入り口に行くと信号は青になっているものの、誰も走っていないし、ホントにコースインしてしいのか不安になり、係員に確認してしまいました。

とりあえず、ゆっくりと1周。
後ろには誰もついてこないし、前にも誰もいないし、貸しきり状態を2周ほど満喫した頃、他の車両もコースインしてきたので、すこし本気モードでの走行を開始。
しかし、雨の日にTT900GPで走ると怖いくらいに滑るので、どうしても、ビビリながらの走行になってしまいます。

とにかく、今回の課題は、1コーナーの攻略。
自分なりにブレーキングポイントやラインを探りながらいかに1コーナーを早くスムーズに抜けられるようになるかに意識を集中して走りこみます。

なぜか、今日はみんなペースが遅い。コーナーで遅いバイクに捕まって、全然ペースがあげられず、コーナーの侵入で抜こうとしても、インベタで回っているので、抜ききれず、立ち上がりでは、パワーで負けて追い越せず、アウトから抜こうとすると、タイヤがずるずる滑って、前に進まないし〜、フラストレーションがたまります。

20分ぐらい消化した頃になると路面も所々乾いてきていて、特にライン上は観る限りドライと同じぐらいグリップしそうな感じがします。
で、試しに少し早めのスピードで進入すると、ちゃんと滑ってかなり怖い思いをしました。

ラスト5分くらいで、他のSRXを発見したので、懸命に追いかけて見ましたが、ちょっと無理をしすぎてオーバースピードで曲がれなかったりブレーキングでリアをロックさせてしまったりとミスの連発でかえってタイムが落ちてしまったようで、見る見るうちに離されてしまいました。

でチェッカー。
とりあえず、車両に問題が出ないで無事に走りきれたので、良しとしましょう。

次の走行までの待ち時間
特に問題はなかったものの、簡単な整備をしようと、とりあえず、新品に交換したプラグを外して、焼けをチェック。
STDのプラグでは程よい焼け具合だったのに、イリジウムプラグにしたせいでしょうか、まっ白というか、使ってない新品のプラグのような状態でした。もう少し濃くても平気かな？というか、濃くしないとやばいかも？ということで、一番簡単に交換できるセカンダリーキャブのMJを88番から90番に変更しておきました。

続いて、ウェットな路面のせいでタイヤの温度が上がらないせいもあるのでしょうが、空気圧が低すぎたのか、グリップ感がつかみづらいというか、なんとなくグニグニした感触で、どこまで開けていいのかわかりずらい感じがしていたので、タイヤの空気圧を少しあげておきます。

次の走行まであと30分少々となったところで、なんとか持ってくれていた天気が急に崩れ始め、また雨が降り始めてしまいました。
かなり路面も乾いてきていて、ほぼドライと同じ状況で走れるんじゃないかと、期待していただけに残念です。

雨の日用にしている前に使っていたツナギを引っ張り出し久しぶりに袖をとおし、気合いを入れて走行に望みます。

2本目の走行。
このところ、どうもいまいち攻めきれません。なにかきっかけを掴もうと思いとにかく少しでも周回数をふやそうと、10時になってすぐにコースイン。

雨粒がシールドを叩いて前がよく見えません。

路面も1本目に比べさらにズルズルと滑ります。

セカンダリーのMJをあげたせいか、上がいまいち回りません。
滑る路面のせいでコーナリングスピードも上がらず、ギアが合わずに失速したりと、なかなか思うようにはしれないながらも、遅いバイクを掻き分けながら、すこしでも早くそして多く走ろうと、がんばってみます。

タイヤの空気圧をあげたお陰か、1本目に比べるとグリップ感も掴み易くなっています。

今回も1コーナーの攻略に集中して練習を繰り返していますが、1本目の走行を見ていたケイタロウ君から、「アウトから進入しすぎてますよ」とアドバイスされていたので、すこし早めにインについてクリップでくるっと回って早めにアクセルを開けるように心掛けて走ります。

時間がたつにつれて雨は激しくなってきているようです。

最終コーナーも6速で入るのは無理になってきたので、進入で5速に落として、ホームストレートも5速で引っ張って1コーナーに進入するように変更。1本目にくらべて、上が伸びないのでかなり辛いのです。

走行しているうちにあっという間に30分が経ってしまい走行終了。

なんか、いままでで、一番時間が短く感じられました。