2002年6月29日 筑波ファミリー走行 L1 L3

久々の筑波サーキットでのファミリー走行。
いつも乗っているSRXでは、ファミリー走行はできないので、通勤用バイクのR1-Zを引っ張り出しての走行です。
今年に入ってからまともにR1-Zに乗ったのも数えるほど、約一ヶ月ぶりに乗ることになったので、前日のうちに簡単な整備とミッションオイルの交換をしてからトランポに積み込みました。

カタログ上の重量はそれほど変らないSRXとR1-Zですが、片やレーサーとして軽量化された車両とスイングアームをアルミ化したりとチョコチョコとモディファイしてあるとはいえ、街乗り用のバイクとでは重さが全然違います。

というか、こんなに違うのかと正直びっくりしました。

7時ちょっと前、筑波着。
いつもどおり、朝5時起きで筑波に向かい、ついたのは7時ちょっと前。
スポーツ走行のある日はこの時間についても、ピットはほぼ埋まっていて、それなりに混雑しているものですが、今日はファミリー走行しかないためか、人影もまばら、ピットを使っている人も殆どいません。

せっかく空いているからとピットを確保して、サイドスタンドを外したり、ミッションオイルのドレンボルトにワイヤーロックしたりとR1-Zの最終的な整備をしながら、走行時間を待ちます。

7時半頃、何のアナウンスもないので、「今日はチケットの販売遅いな〜」とか思ってたら、人が続々と受け付けに入っていきます。もう始まっているのかな？と思いながら、受付に行くとしっかりチケットを売ってました(^^;
受付の様子を見ていると、なんだかたどたどしいと言うか初々しい人ばかり...
「気をつけないとまずいなぁ」と思いながら、ピットに戻ってツナギに着替えて走行の準備をはじめます。

8時。1本目の走行。
知り合いの志賀君が着ていたので、話をしているうちに走行時間になてっしまったので、走行が始まって少ししてから、コースイン。

R1-Zでのサーキット走行は約1年ぶり。それもSUGOでサウンドフェスティバルの体験走行以来ですし、履いているタイヤは、通勤で1万km近く使って台形に減ったGPR70(SPじゃないよ)なので、もしかしたら結構すべるかなぁ〜とか思いながら、走ってみると案の定ずるずる滑ります。

とりあえず、2,3周はゆっくりと周りの様子を見ながら走行してみます。
ゆっくりと走っている割に朝1本目の走行のせいか、周りのペースも上がらず、あっという間に渋滞に捕まります。

おまけにみんなラインがぐちゃぐちゃで、思わぬところでブレーキングしたり、いつまで経ってもバイクを寝かさなかったりで、とても攻めれる状況ではなさそうです。

今日は、楽しく走るのが目的なので、タイムは気にせずにゆっくりまったりと走り、「おぉ〜R1-Zて無茶苦茶加速いいじゃん!!」と喜んでました。

アップハンだとポジションが楽だけど、シートが柔らかくて動きづらいなぁ〜とか、そんなことを考えながら、周りのペースに乗ってコーナーで追越を掛けたりしないで済むようにペースを調整しながら、楽しく走行を続けます。

途中、CBR900に前を塞がれ、邪魔だなぁ〜とか思いながら、コーナーで抜くと、バックストレートで追い抜き返してきます。
あまりにも絡んでくるので、ペースを落としてやり過ごしますが、それでも２周もするとまた追いついてしまいます。
で、仕方なく抜くとまた直線で抜き返してきて、しまいにはこっちを意識して被せてきたり、他の遅いバイクのラインを塞いでまで、前に出ようとするので、危ないと思い、またペースを落として、やり過ごしました。

「みんな、ゆっくり走っているせいか、黄旗が少ないなぁ〜」と思いながら走行していたら、ラスト5分頃、1ヘアの出口で、GSX-R1100が転がってました。その横にはうつ伏せに倒れたライダーも...

当然、黄旗が振られているのですが、みんなそれをみて思い切りスピードを落としています。

いつものつもりである程度ラインを自由に変えれる位のペースで1ヘアに入ろうとしたら目の前のバイクがコーナーの途中で急ブレーキ。前のほうも大渋滞が起きてびっくりしました。
やっぱりファミリーは違うなぁ〜と思いながら、2周してチェッカー。

ピットに戻ってきて、嫁にタイムを聞くと20秒平均のベストが19秒台。
まぁ、そんなもんでしょう。
SRXで一生懸命走ったときと同じタイムというのがちょっと悲しいけど、楽しかったから良しとします。

走行の合間。
転倒したGSX-Rが某掲示板でちょっと名の知れた煽り屋君だったと知って、ちょっとドキドキ(^^;
一緒に居た志賀君から、病院に行ったけど、命に別状はないと聞いてホッとひと安心。
整備といっても特にすることもないので、掃除をして次の走行時間を待ちます。

9時。2本目の走行。
1本目の走行でタイヤの古くなっている面も剥けて、そこそこグリップするようになったので、1周目から、普通に走ります。といっても相変わらずのツーリングペース。
そうじゃないと一生懸命追越をしながらの走行になってしまって、楽しくないのです。

4周くらい普通に走って志賀君が来るのを待って見たけど、追いついてこない。
ちょっと前が空いてきたので、すこーしだけ飛ばしてみる。

でもまたすぐに渋滞に捕まる。今日は、ホントにこれの繰り返し。

身内バトルに興じている集団に追いついてしまったので、ナラシラインを走って、ゆっくりと走って志賀君を待ってみる。が、やっぱり追いついてこない。

向こうは、3XVのSPRだし普通に走っていれば追いつくだろうと元のペースに戻してみる。

どっちにしても、すでに終わっているタイヤですから、ちょっとラフにアクセルを開けるとズルズルと滑るし、せっかく大事にしてきたR1-Zをコカしてしまっては、悔やんでも悔やみきれないので、周りのペースに合わせて、走行を続けました。

その後、クリアラップは全然取れずに走行時間が終了。

走行終了後。
R1-Zのタイヤを持ってきておいた池さんのお下がりタイヤに交換しようと思いタイヤサービスに行ったら、BSのタイヤサービスは空いているものの、2輪のサービスの人が来ていないということで、仕方無しにDUNLOPのサービスで、SRXのリアタイヤと一緒にスリップサインが出かかっているリヤタイヤだけ交換してきました。

今度は、R1-Zでスポーツ走行を走ってみたいなぁ〜とかいう誘惑にも駆られちゃったりして(^^;