10月7日(日)

無事にシェイクダウンを済ませたSRXのメンテナンスを行いました。
といっても、ここまででかなりの出費をしてしまったので、あまりお金をかけずにできる範囲で次の走行に備えての最低限のメンテナンスしか出来ませんでした。

まずは、オイル交換。
購入後すぐに交換はしたものの、さすがに何年も放置されてたバイクですから、かなりの汚れがエンジン内部に蓄積されていることと思います。
それが、この前のシェイクダウンで、いきなり全開走行されたわけですから、オイルも汚れていて当然だろうということで、オイル交換することにしました。

ちなみに、前回使ったのは、一番安かったホンダの純正オイルのウルトラUでした。

普段は、特にオイルの銘柄には拘らずに、安くて入手しやすいオイルをこまめに換えていこうと思っています。

エンジンを掛けて軽く暖機運転をした後、ドレンボルトを緩めてオイルを抜きます。
オイル受けには、案の定、真っ黒に汚れたオイルが流れ出てきました。
とはいえ、2STのミッションオイル交換に慣れてしまった私が見て「真っ黒」と思っただけで、4STのエンジンオイルですから、これくらいは当然なのかもしれません。実際、汚れてはいるものの、粘度もまだ十分に保っていましたし、変な金属紛も混じっていなかったので、まだもう一度くらいは使えたかもしれません。

ま、もしエンジンを壊してしまった時のことを考えればオイル代なんて安いものですから、保険とでもいう感じでしょうか？

新しいオイルを買うお金もないので、以前に某MLで在庫処分をするというので、まとめて購入したMotul300Vを使うことにしました。練習用マシンの練習用オイルとしてはかなりもったいないとは思いつつも、購入価格が安かったし、他に手持ちのオイルも無かったので、ついつい使ってしまいました。

いつも見慣れたオレンジ色のオイルを1.5リッター注ぎ込んで、フィラーキャップを締めて、軽く暖機運転。やっぱり高いオイルは、全然違いますね。がさついた音もかなり減ったし、レスポンスも心なしかよくなった気がします。
一度、良いオイルを使ってしまうと、後戻りできなくなっちゃいますね。
どうしよう...

クラッチワイヤーの調整。
前の持ち主の人が無理なワイヤーの取りまわしをしていたせいでクラッチレバーから出てすぐのところで、変な感じで折れ曲がっているので、ホントは交換しておいたほうが良さそうな感じなのですが、それは、これからの課題ということにしておいて、遊び調整と給油のみ行っておきました。

パッドピンの清掃とキャリパーのメンテナンス。
錆びが酷く、磨り減ってきているパッドピンですが、交換用の部品も手元にないので、ドリルに咥えて800番のペーパーで磨き再利用しました。
ついでに、キャリパーの掃除とシリコングリスの給油を行っておきました。
相変わらず、動きは悪いものの、多少は改善されてきています。そのうち、ピストンとシールを交換したいなぁ...

グリップの交換
もともとついていたノーマルと思わしきグリップは擦り切れてしまいツルツルになっていました。
そこで、R1-Zに付けていたTZタイプのグリップに交換しました。このグリップはすごく薄く作ってあってダイレクトな感触がお気に入りだったのですが、街乗りで使うにはダイレクトすぎるのとグリップの細さから疲れるので、1ヶ月くらい使っただけで取り外してしまったものです。
振動のものすごいSRXにつけて良いものか迷いましたが、ツルツルのグリップよりはずっとマシだろうということで、しばらくはこれを使いたいと思います。

ゼッケンプレートの取り外し。
洗車したついでに割れてしまっていて、ナンバーの部分も縮み上がってしまっていて格好悪いので、ゼッケンプレートを取り外しました。
今まで以上にスマートなリア周りに「ダイエットしなきゃ...」と密かに思ってしまったのは、ここだけの話です。

チェーンの給油
前回は一体いつ交換したのかも不明なチェーンですが、変な折れもなく、まだ、しばらく使えそうなので、とりあえず清掃と給油だけしておきました。
それしても、リアスタンドがないとチェーンの給油も大変です。
何は無くともスタンドは必需品ですね。早めに購入しておきたいです。

クラッチスイッチのハーネスの短絡
この前コースアウトしてエンストしてしまった時に、クラッチを握ってもエンジンが掛かりませんでした。原因は左側のスイッチボックスを取り去ってしまった為、スイッチ部分のハーネスも取り去ってしまった為です。そこで、常にクラッチを切っている状態にしてしまいました。

あとは、中性洗剤とマジックリンを使って、ガシガシと洗車しておきました。
だいぶ綺麗になってきたけど、まだまだですね。
一度、きちんとばらして掃除しないと綺麗にはならないかもしれません。