気分は.....

高校生の頃、憧れだった「バリバリ伝説」のグンや、「あいつとララバイ」の研二のように格好良くバイクに乗りたい。でも、当の本人を振り返ってみると.......
じゃぁ、せめてバイクだけでも、漫画の主人公達のバイクに負けないくらい格好良くしてあげちゃおう!!
気分だけは、漫画の主人公達にも負けません。

まずは、なにはなくともチャンバーでしょう!!

形は悪くないんだけど、音が.....のノーマルチャンバー R1-Z購入を決意してからしばらく経ったある日、車で街中を流していると、ノーマルのR1-Zに接近遭遇!! この時とばかりにじろじろと見回して「ん〜〜、かっこいい!! やっぱりこれしかないなぁ」と嬉しくなっていたところで、信号が青に変わって、R1-Zがすぅっと発進していきました。その瞬間、目が点になりました。「おぃおぃ、これって出来損ないのV型なのか??」と思ってしまうような、「ベロベロベロベロ........」って感じの排気音。かなりがっかりしました。
で、まず、これを何とかしなくては、始まらないので、速攻でチャンバー選びを始めました。2ストが下火になって久しいとは言え、R1-Zに関して言えば、選ぶのに困るくらいの種類のチャンバーが発売されています。
その中でも、気に入ったのが「OX Racing」のクロスタイプでした。テールパイプがタンデムステップ直前くらいまで持ち上げられていて、見た目がとってもレーシー。おまけに凄く静かと聞けば、放っては置けません。その上、何を隠そう。「OX Racing」の前身はあの「SS ISHII」なんです。
と言った訳で、ひとまず、チャンバーは「OX Racing」のクロスで....と決まりかけたところで、現物を見に実家から30分ほどの「OX Racing」に行ってみました。が、なんと休み。そのまま、吸い込まれるように(実は気づかずに)、隣の「RyOX」と言うバイクショップに入って相談してみると、「どうせならワンオフで作っちゃえば??」と言う話になりました。
市販品だとどうしても気に入らない部分が出てしまうだろうけど、好みを伝えればそれに合った形で作って貰えるそうです。どちらかと言うとワンオフと言うよりセミオーダーと言った感じかな??

3月31日、休日出勤分の代休消化の為、ぽっかりと休みが取れたので、実家に行くついで(と言うか、実家に行くのがついでだった様な気も....)に、RyOXに行って、オーダーしてきました。
始めは、さびたら嫌なので「ステンレスで作って欲しい」とお願いしたのですが、「ステンレスだと、旨く作れる自信がない」とか「スチールならどんな風にでも出来るんだけど」とか「作れない事はないけど、思いっきり時間がかかるだろう」言う話になって、結局スチールで作る事になりました。
「どんな感じにしようか??」と言う段階で、色々と「あぁしたい、こうしたい」とこれでもか!!ってくらいいっぱい注文を付けて、結局、「SS ISHII」の初期型TZR(1KT)用のチャンバーのサイズと形状で且つ、クロスにして作ってもらう事にしました。チャンバーのパリンパリン言う音が大好きなので、薄めのの素材で作ってもらう事にして、大きな音は近所迷惑だし、気軽に乗れなくなってしまうので、静か目のサイレンサーを組み合わせてもらう事にしました。
あとは、個人的な好みでちょっとダケ(1,2cmくらい??)、テールパイプを長めにしてもらいました。「クロスで細目でテールパイプ長め」ということで、完全に低中速重視の形状ですが、後はバイクがきた後に実際に組んでみて、微調整をしてくれると言う事になっています。
...と、かなり前から、チャンバーを付けようと考えてはいるのですが、一向にチャンバーが付く気配はありません。周りからは、「なんで、チャンバー付けないの??」と聞かれる事もしばしば...
まぁ、これには理由があって、R1-ZのSTDのチャンバーは、エンジンの真下とタンデムステップの辺りで、チャンバーを保持しているのですが、市販されているチャンバーの殆どが、STDのステップにあるステーを利用してチャンバーを保持しています。
しかし、逆チェンジにしたい為に、コワースのバックステップを付けてしまった筆者のR1-Zには、その部分が存在しないのです。
お陰で、市販のチャンバーはもちろん、ワンオフで作ってもらう予定のチャンバーも保持する事が出来ないので、取り付けは不可となってしまうのです。

そこで、とりあえず、仮という形ですが、SS-ISHIIの頃のTZR用のチャンバーを借りることができたので、装着してみました。
その辺りの話は、こちらでどうぞ...

続く....


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