2002年8月7日 筑波サーキット スポーツ走行 A1 A2 A3

SUGOサウンドフェスティバル前の最後の練習を兼ねて筑波サーキットでスポーツ走行をしてきました。
多少曇ってはいたものの、じっとしていても汗が噴出してくるほどの暑い一日でした。

走行前に、前回の最後の走行でセカンダリーキャブのMJを絞ったら7000rpmくらいまで回転を落としてしまうとノッキングが出るようになってしまったので、MJを88番に入れ替え、アクセルの開けはじめでボコつくのでその対策にニードルのクリップを一番上にしてみました。

ちなみに、燃料コックのステーがなぜか折れてしまっていて、宙ぶらりんになっていたので、ワイヤーロックしておきました。

それにしても、今日は肥やし臭いぞ〜〜！

8時、A1の走行。

あまりの暑さに、ダラダラと準備をしていたら、いつのまにかコースがオープンしていました。

コースインして1周、路面とバイクの状態を確認。ノッキングはだいぶ収まったけど、まだ少しだけでている。
エンジンが壊れないことを祈りながら、2周目から全開走行に移る。

3周目、1コーナーを抜けたところで、インから後ろから来たバイクに抜かれたが、よくみると津川君だった(^^;
そこで、必死に後ろについて走りを盗もうとするが、1周ついていくので精一杯。

あとは、いつものパターンで、コーナーの遅いビックバイクに引っ掛かっているうちに見えなくなってしまった。

しかし、必死についていった1周でなんとなくコツがつかめたのか、今日はいい感じで走れる。
コーナーの遅いバイクに引っ掛かってもあまりタイムを落とさずに20秒台をキープして走れている。

手元でタイムを取るのにもだいぶ慣れてきて、ほぼ毎周計測できている。
タイムがわかると、今のあそこで失敗したのが響いているのかな？とか、さっきのあそこは、やっぱりこの方が早いんだ…とか確認できるし、なにより励みになって良いね。

1ヘアの進入で先に行ったバイクを抜いて、なんとか2ヘアまでは抜かれずにいけるようになったんだけど、バックストレートであっさり抜かれて、そのまま最終コーナーで前を走られてしまい、思ったラインを走れないのが残念。

最終をもう少し攻められれば、もうちょっとタイムを縮められそうな感触を掴みながら、最後の1周で、津川君にラップされてしまったところで、チェッカー。

1コーナーの進入で同じラインを通ってみるが、私だけクリップから先でアウトにドンドンと膨らんでいってしまいアクセルが開けられない。
津川君の得意なダンロップの進入で、ぐっと間が開いてしまう。

この辺が課題だなぁ〜とか思いつつ、パドックに戻る。

パドックに戻ると、小沼君の姿も発見。なんと、横にはOW-01が(^^;
二人に色々と教えてもらいながら、次の走行の準備。とにかく暑くてなにもする気がしない中、PSを半回転開けてみて次の走行に備える。

10時、A2の走行。

今回は、初めから津川君の後ろについて、コースイン。

なんとか2周ほどついていって、走り方で違うところを観察。
やはり、思っていたとおりに、コーナーでの進入動作が全然違った。というか、私があまりにももっさりとしているため、ブレーキングから旋回動作に入る段階で差がぐっと開いていたので、まずそこを矯正するように心掛けて、必死に走る。

どうも、絡んでしまうDUCATIをなんとか振り切ったところで、ふと我にかえると、とても息苦しい。ものすごく喉が渇いてきて、「み、みず〜！」という心境(^^;

喉の渇きを振り切るように、最近苦手の1コーナーと2ヘアの進入動作をもっとすばやく出来るようにひたすら練習。

時々、スパッとインを刺してくるS80にペースを乱されつつも、立ち上がりの動作など、盗めるところを見つけつつ、いろいろ試してみる。

一緒に走っている小沼君はというと、えらい勢いでST600マシンを追いかけて抜いていったとおもったら、あっという間に見えなくなってしまった。

一度、最終コーナーの進入直前で抜かれたので、そのまま後ろについていこうと思ったけど、あの重いOWをフルバンクさせてえらい勢いで立ち上がっていってしまい、1ヘアにつく頃には見失ってしまってました。

最後の10分は、バイクも人間もタレてきてしまっていたけど、おもったほどペースも落ちずになんとか走りきれました。

進入動作の矯正も出来てきて、あとは、これを生かしてもっと速い速度でコーナーに入れるようになれれば、もうすこし速く走れそうな気がします。

どうも、ダンロップの進入からCXの切り返しのあたりで、ハンドルが遠く感じる。
多分、 リアが沈み込まないので無意識のうちに後ろに座っているせいじゃないかという結論に達したので、サスのイニシャルを2段抜いてみる。

12時、A3の走行。

小沼君と津川君が帰ってしまったので、一人での走行。とにかく暑さは最高潮。 走っている台数も、前の2本に比べると多少少ない感じ。

今回は、最後の確認というか、あまり無理をせずにリズムを掴むのを中心に走りこむことに決めて練習することにする。

走り始めてすぐに、同じくらいのペースのスポーツスターに絡む。
コーナーが遅いので、なんとかパスしたいけど、ストレートでどうしても前に出られてしまうので、1コーナーからのインフィールドで前に出て、そこから先をがんばってみようと思った矢先に、後ろから来ていたカワサキが、1コーナーのクリップを抜けたあたりでスポーツスターに追突（*へ*)

どっちも転ばずに済んだみたいだけど、追突されたスポーツスターは、フラフラとラインを外れて、こっちの方に膨らんできた。

大きく、アウトにラインをはずしていたお陰で巻き込まれずに済んだけど、結構、びっくり。

さらに、1周廻って1ヘアに入ると黄旗が振られているので、ちょっとペースを落とすと、CXの切り替えしのあたりで、バイクが絡んで転倒していた。

2ヘアでも、1台ダートに飛び出していた。

結局、バックストレートに出たところで赤旗が振られて走行中断。

暑い中、日陰が殆ど無いピットロードでコースの修復を5分ほど待たされた後、再度コースインしたけど、ピットの内側を走っていく人や、ピット出口で待ってて、後ろを確認せずに飛び出していく人など、危険がいっぱい。

CXにオイルが出ていないことを確認してから、ちょっと押さえ気味に周回をする。

ダンロップの進入で、津川君の真似をしてアウトいっぱいからアクセルを戻さずに寝かしこんでいったら、思いがけず曲がりすぎて、ビビる。
結局、CXの切り返しに上手く繋げられず、モノにはできなかったけど、これが出来るようになれば、すこしタイムを縮められそうな予感。
でも、結構怖いのよねぇ〜

2へアも、いままでに比べるとかなりミスも減り、安定して走れるようには、なってきた気がする。

そ して、走行時間があっという間に終了。

最後の1本は、あまり練習にならなかったなぁ〜

それでも、あとコンマ1秒で18秒台と、微妙にタイムが縮まってきているし、いろんな意味できっかけも掴めてきたみたいなので、とっても充実した一日になったとは思う。

あとは、SUGOでどこまで走れるかだなぁ〜

とりあえず、ガンバロ。

おまけ
津川君と小沼君の画像