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2003年4月29日 筑波サーキット スポーツ走行 A1 A2 A5 A6

乗り手が遅いのを棚に上げて、まずバイクをマトモに走るようにしようキャンペーン中

タンクの錆取り、キャブの掃除、キャリパーのオーバーホールにスペアホイールの塗装にホイールベアリングの交換等など...と色々やってかなり忙しかったこの1ヶ月。
前日までバタバタと作業してやっと形になったのが、夜9時過ぎ。
トランポに積み込み準備万端整えて、練習に向かいます。

今回は、前回の練習後から、いつの間にかメル友になった(笑)、マナブさんとネコさんも来るというので、引っ張ってもらってなんとかベストを更新したいなぁ〜と思いつつ、筑波に到着。
でびるさんを見つけ、ピットに居候することにする。

バイクを下ろして、走行の準備。
とりあえず、やることはやってあるので、ガソリンだけ入れて、走行開始時間を待つ。

= A1 =
走り始めてすぐに、ブレーキが効きが悪いことに気づく。
「キャリパーを外したから、当たりが付いていないせいだろうなぁ〜」と思いながら、少し強めのブレーキングを繰り返して、効きが良くなってきたと思ったら、今度は、 エアがまだ噛み込んでいるのか、レバーがどんどん奥に入ってきてしまい、ちょっと怖い思いをしながらも、そこそこのペースで走る。

後ろにはマナブさんがついてきているので、かなり気合を入れてみたが、バックストレートで抜かれそのまま置いて行かれる(ToT)

気合だけで、最終に全開のまま飛び込むが、どんどんアウトに膨れていく...リアブレーキを軽く当てて、スピード調整。
もともとスピードが乗っていないおかげもあって、なんとか、飛び出さずにクリアできた。

昨日の夜に突然思い立って作業して、ハンドルを思いっきり下げたおかげで、いままで、「ストレートでちゃんと伏せなきゃ!!」と注意されつづけていたんですが、気をつけなくても前傾姿勢が取れて、すげー楽チン。

思ったほど動きづらくもない。アクセル操作がちょっとやりづらいので、あと10mmくらい上に上げたい気もするけど、メーターステーを作り直したりとかする手間を考えると、しばらくこのままでもいいかな?とか思ってしまったりして(^^;

ただ、相変わらず上がぜんぜん廻らない。9500で頭打ち。
結構、ノッキングも出ていて、微妙にドキドキしながら、走行終了。

= 整 備 =
とりあえず、エア抜き。こまか〜い泡が少しだけ出てくる。でも、こんなもんじゃないはず。キャリパーを外してピストン揉みの要領でマスター付近に残っているはずのエアを押し出すとやっぱり出てきた。
だいぶ、タッチも改善されたので、ひとまずOKとして、キャブセッティングの変更。
セカンダリーのMJを86から84に絞ってみて様子を見ることにします。

= A2 =
今度は、ネコさんと一緒の走行。ネコさんには、いつも最終で刺されるので、後ろについて走る予定だったんだけど、白いバイクにS字で変な抜き方をされてちょっとカチンと来て、速攻でバトルモードに突入。その車両を抜き返しにいく。
1周廻ってCXで抜き返したので、満足して初めの予定通りバックストレートでネコさんを待つ。
タイミングを計って、後ろにつこうと思ったら、裏直でのスピード差を見誤って一気に置いて行かれる(^^;
その後、追いつくこともなく一人旅。

キャブを絞ったおかげで、さっきよりは、多少マシになったものの、相変わらず力がなくストレートはヘロヘロ、とりあえず10000までは廻るけど、なんとか廻っているという感じで、カムを換えた直後のあの伸びがない。
どうしたんだろうなぁ〜〜??

この頃から、またブレーキレバーがどんどん奥に入ってくる症状が再発...
一度ピットインして出てきたネコさんにまた裏直で抜かれたりといいことなしな走行だった割に、手元では、またもベスト更新。

しかし、調子が上がってきた辺りで、1ヘアで誰かが転倒、黄旗(--;

その事故処理で 救急車は出てずっと白旗が出っ放し...せっかく調子が上がってきたのになぁ〜と思いながら、周回を重ねる。

やっと、それが片付いたので、仕切りなおしと気合を知れなおし、最終への進入で追い越していったグースを抜き返そうと、真後ろについたら、リアホイールから白煙が上がっている??ホイールスピンしてるのか??とのん気な事を考えていたら、実はオイルを吹いていた(@v@)
次の瞬間、ヘルメットのシールドはオイルだらけに(--;)

結局それがきっかけで、赤旗中断。

オイル処理がなかなか終わらず、そのまま時間切れ。
中途半端なまま走行終了となってしまいました。

= お昼休み♪ =
挨拶回りの続き。
タケオさんの所に行って、使い終わったレインタイヤを貰う約束をする。
ネコさんの邪魔をしに行ったとき、たまたま通りかかったマナブさんを呼び止めて、お互いに紹介しておく。
こうやって居るうちにだんだんと知り合いが増えていくのよねぇ〜

= キャブ交換 =
マナブさんからもらった51Yのキャブに交換してみる。
ジェット類とフロートチャンバーがついていないので、3WPのキャブから移植して取り付け。セッティングは、A2の走行のままにして、暖気ついでに確認をしてみると...
いままでの、あのもっさりした廻り方がウソのように廻る廻る(^^)b
これまでで、一番調子良かったときと比べてもさらに良い感じ。
これは期待できます。

自分の走行が終わってしまって暇を持て余しているケイタローが「コレ乗らせてくださいよ〜」「オレが乗ったら他のSRXには負けませんよ!!」と言ってウルサイ(笑)

実際、奴に乗らせたら、確実に私よりも速く走って自信もなにもあった状態じゃなくなるだろうし、キャブを交換したばかりで、自分でもまだ乗っていないし、まだまだ試したいことがたくさんあるので、丁重にお断りすると、他の人の邪魔をしに行ってしまった。

= A5 =
長い昼休みを挟んでの、走行。
とりあえず、今回はキャブセッティングをする予定なので、ピットに工具をひと通り並べておいて、走行に挑みます。
走行5分前になって、暖気をしようとしたら、突然、電気系のトラブル発生。
セルも廻らないし、ニュートラルランプも点かない。
サブバッテリーをつないで、チェックすると、バッテリーからのアースが断線していました。あわてて配線を引きなおして、ピットを出た頃は、先頭の車両が周回してきていました。

51Yのキャブの効果は絶大です。
ピットロードを走っていても、今までよりひと廻りは速くなっているのを感じながら、1コーナーを抜けて、アクセルを開けていくと...プチッという感触とともに、アクセルワイヤーのタイコの部分が切れました(ToT)
なんとかして、1ヘア手前のゲートに出ようと試みたものの、アイドリング状態でコースを横断するのは無理と断念。
1ヘア内側から、みんなの走るのを観てました(-o-)

走行時間終了とともに、ダッシュでピットに戻り、そのまま、D'sに直行。
アクセルワイヤーを購入して、付け直してなんとかA6の走行に間に合わせます。

= A6 =
今度は、アクセルワイヤーが切れる心配がないので、思い切りアクセルを開けていくと、8000から9000の辺りで妙に重い感じがするものの、9200を超えてから一気に10500まで廻っていって、11000まで使えそうな感じです。

実際にスロットル自体も重くなってしまったので、それに慣れるまで、イマイチ明けきれていなかったけど、2,3周で慣れてきて、タイムアタックモードに...

その前に、目標を見つけてあわせたほうが良いかな?とネコさんのグースを探してみたけど、ちょうど反対辺りを走っているようだったので、前の走行枠で一緒になったSRX-4(6?)と裏直であわせてみると、あっという間に置いて行かれていたのが、なんとかスリップが使えそうな位の加速をしてくれます。

が、アクセルの開け始めと7000辺りまでで、ギツギツした感じがするので、開け方で何とかならないか、色々試してみたけど、やっぱりどうにもならず、何周かしてから、ピットに入りパイロットスクリューを半回転開けてみることにしました。

すると、横でケイタローが乗りたそうにしています。
走行前のバタバタで息が上がってしまい腕も上がりかけてしまっているので、乗らせてみることにしました。
「2、3周で帰ってきます(^^)b」といっておきながら、きっちり4周して帰ってきたんだけど、さすが現役の選手権ライダーというか、完全に私が乗るよりも速いです(〜〜;

戻ってきたところで、SRXを受け取り、再度、コースイン。
だんだんと風が強くなってきているなか、またも手元では、またもベスト更新。
もうちょいスローを濃くしないと乗りづらいかなぁ?とか考えながら、ピットに入ろうか迷っていたら、チェッカーが振られてしまいました(^^;

それにしても、いままで使ってたキャブって、やっぱり壊れてたんですネェ〜
ちゃんとした状態で一度も乗ったことないから、こんなもんなのかと思ってたけど、ちゃんとしたキャブはぜんぜん違いました。

= 走行が終わって =
今日は、とにかく知り合いが多い。
いろんな人と話をしたりアドバイスを貰っているとあっという間に辺りが暗くなってきた。帰りがけにタケオさんから、中古のレインタイヤを頂いちゃいました。
これで、雨の日の走行も怖くありません。それにSUGOのMS-2だったらレインタイヤOKだし、あそこは雨が多いしネェ〜(^^)v
やっぱり、持つべきものは、助けてくれる仲間でしょう。
まだまだ、助けてもらうことばかりで、役に立ってない奴ですが、これからもよろしくお願いしますm(__)m


LAP
A1
8:00- Dry
A2
9:30- Dry

A6
16:30

1 1'25"08 1'20"76 1'22"77

2

1'23"27 1'21"97 1'22"33
3 1'23"27 1'20"04 1'21"77
4 1'21"68 1'19"54 1'23"87
5 1'20"45 1'19"81 1'27"83
6 1'21"67 1'19"52 1'23"42
7 1'21"48 1'19"62 計測中断
8 1'22"42 1'22"72
9 1'21"40 1'21"72
10 1'20"70 1'21"44
11 1'20"03 1'20"14
12 1'21"37 1'19"27
13 1'21"11 赤旗中断
14 1'21"00  
15 1'20"01  
16 1'19"97  
17 1'18"99  

走行データ 備 考
A1 A2 A6
タイヤ DUNLOP TT900GP
F 90/80-17
R 100/80-17
タイヤ空気圧 F 1.75kg/mm2
R 1.80kg/mm2
Fフォークオイル KYB #20 油面 120mm
Fフォーク
スプリング
3WP用
リアサス
イニシャル
5段
キャブボディ 3WP用  
キャブ プライマリ MJ #125,PJ #45,
PS 2 1/2戻し,JNクリップ 3/5
MJ #125,PJ #45,
PS 2 1/2戻し,JNクリップ 3/5
MJ #125,PJ #45,
PS 3戻し,JNクリップ 3/5
キャブ セカンダリ MJ #86, JNクリップ 3/5 MJ #84、JNクリップ 3/5
ファイナル 17-51
エンジンオイル HONDA ULTRA-U 10w-30

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