2011-02-27 Sun [ 日常 ]
東京マラソン2011
いよいよ東京マラソン2011、当日です。
6時にセットした目覚ましの前に起きてしまいました。
まだ暗いのでカーテン越しでは外の様子は分かりませんが、雨は降っていないようです。
去年のように朝からずっと雨が降っていたら、並んでいる間、寒くて大変ですからね。
ゆっくりと色々な事を考えながら、タイマーでテレビが付くのを待ってました。
6時になりベッドを抜け出して、着替えてカヅと一緒に散歩を兼ねてウォーミングアップのジョギングに行ってきました。
体調は良い感じです。
シャワーを浴びて、着替えを済ませて、ジャージ姿で出発。
玄関で靴を履こうとしたら、なんか臭い...
靴の裏を見るとウンコ踏んでました(ioi)
急いで、外の水道で靴底にはまり込んだウンコを洗い流して、気を取り直して出発。
途中のコンビニで、おにぎりとスポーツドリンクを買って、電車に乗りました。
乗り換えの駅でトイレを済ませ、大江戸線の都庁前で下車。
残してあった最後の1個のおにぎりを食べてから着替えて、ランナーゲートをくぐり嫁に「行ってきます」とメールしてたら、「のこり3分で、荷物の預かりを終了します」というアナウンスが...
あわてて、荷物を規定のビニールバッグに詰め込んでトラック前で待っているボランティアの人に預けました。
...が、慌て過ぎてせっかく買ったスポーツドリンクをバックに入れたまま預けてしまいました。そんなことにも、気付かずにスタートブロックに移動すると、TVの撮影スタッフが結構居ます。
チャリティー枠でエントリーした竹原慎二がインタビューされてたり、ヘキサゴンのグループが騒いだりしてました。
スタートブロックの閉鎖もされて、スタートへの緊張感が高まり始めた頃になって、「飲み物忘れたorz」と気付きました。
浦安のハーフで失速を経験して、給水の大切さを実感していたはずなのに...orz
...と後悔しましたが、どうにもなりません。
いまからスタートブロックを離れても水を確保できる保証はないし、それで最後尾に着くくらいなら、スタート後、混雑しているのを覚悟で最初の給水ポイントでしっかり給水すれば帳消しになるだろうと考えた時に、そばに居た人が持っていた予備のボトルを脇に置こうとしていたので、それを譲ってもらいました。
お陰で、水の心配が無くなりました。
スタート進行が進み都知事挨拶や国歌斉唱が済むといよいよ車椅子ランナーのスタートです。
そしてその5分後、9時10分になるとカウントダウンが進み、スタートです。
ピストルの音は聞こえませんでしたが、ゲートから上がった花火でスタートを知りました。
前の方からノロノロと進んでいきます。
ちょっと進んでは止まり、ちょっと進んでは止まりと言うのを繰り返しながら、2,3分くらいでやっとスタートラインに辿り着きました。
もう少し後ろからのスタートだった去年と同じくらい掛かったような気がしました。
スタートゲートを過ぎるとみんなダッシュし始めます。
それに続いて、新宿の街を目指して走りました。
今回は、Dブロックからのスタートだったお陰で、遅いランナーに前を塞がれる事がかなり少なかったように感じました。
相変わらず、グループで固まっているランナーは声を掛けても退いてくれないですね。
そういう人たちってヘッドフォンをしたままってのが多い気がします。
前のほうを意識しながら、そういう引っ掛かりそうなポイントを早めに避けるようにして、飯田橋に差し掛かると、もう周りのペースに合わせて走れば良い感じになってきました。
これは物凄く楽です。
皇居前を抜けて、東京タワーを目指して品川方面に向かう頃になって、2段目の壁に遭遇しました。この辺りで会ったのはAゼッケンの人達が多かったですね。Aゼッケンの人たちは、前後にゼッケンをつけているので余計に目に付くようにな気がします。
10kmの集団と分かれた辺りでは、快調そのもので、もっともっと飛ばせそうにすら感じる位でした。
増上寺の前で、車椅子レースのトップとすれ違いました。
去年は初めての事だったので驚きましたが、今年もやっぱりあのスピードには驚かされました。
品川の折り返しも問題なく通過。
かなり余裕が感じられます。
飛ばしたくなる気持ちを抑える必要があるくらいでした。
3時間30分のペースメーカーに追いつき、これについていけば、目標達成できるのか〜と思いましたが、集団に囲まれたまま、走る続けるよりも、今のペースを維持するほうが楽しく走れそうだったので、自分を試す意味もあって、ペースメーカーを追い越すことにしました。
ハーフ地点も、無事に通過。
浦安のハーフのレースよりも少し遅いくらいでしたが、この後もある事を考えれば上出来だと思いながら、浅草を目指します。
そろそろ苦しくなってきて、この後に備えて給水所で水を取り、口を潰して咥えるようにして時間を掛けてゆっくりと飲みました。
浅草寺前を通過する頃には、徐々にきつくなって来て、周りについてくのが辛くなってきました。
この辺りに来ると歩いている人も徐々に増えてきています。
自分もさっきまでの好調だったのに、急にちょっと貧血に似た症状が出てきました。
空腹感は無いけど、近くの給食所でパンを取って食べて、その先にみえるキロポストだけを意識して走り続けました。
しばらくすると、症状も無くなり、ペースも回復してきたのですが、30キロに差し掛かると、今度は脚が棒のように感じられ始めました。
でも、まだまだいけます。
そして、今年、参加するに当たって自分で決めた「立ち止まらずに歩かずに」という目標を達成しようと頑張っていたのですが、ペースメーカーの集団に追いつかれ、その集団に飲み込まれると、容赦なく押されたりします。
しまいには邪魔だったのか、引っ張られたりもしました(^^;
で、危ないので、脇にそれて歩いてやり過ごしました。
なんとか前に進もうと脚を動かそうとしますが、思うように動きません。
周りのペースに合わせて走り、痛みに耐えられなくなったら歩いて、でも止まらず前に...
どんなに苦しくてもゴールさえすれば、終わるんですからとにかく前へだけを考えて進みました。
給水所で水をもらって頭から被るとかなり楽になりました。
できるだけ立ち止まらず、スピードを落とさないようにと考えながら、最後に続く橋を超えていると、やっとゴールのビッグサイトが見えてきました。
湾岸道路のところで左に曲がると、また橋が...
折れそうなる心と戦いながら、橋を渡ると、ビッグサイト前に設置された応援ゲートがならんでて、そこを越えて右折すると「まじかよ〜」と思いたくなる最後の直線が待っているのも去年と一緒でした。
時計に表示されていたのは3時間38分でした。
腕を必死に動かして身体を前に進めて、なんとか無事に完走できました。
年齢的にも、これ以上詰めていくのは、難しいとも思いますが、楽しみながら少しずつでも、記録を伸ばせていければいいなぁ〜ってのが、いまの素直な気持ちです。
6時にセットした目覚ましの前に起きてしまいました。
まだ暗いのでカーテン越しでは外の様子は分かりませんが、雨は降っていないようです。
去年のように朝からずっと雨が降っていたら、並んでいる間、寒くて大変ですからね。
ゆっくりと色々な事を考えながら、タイマーでテレビが付くのを待ってました。
6時になりベッドを抜け出して、着替えてカヅと一緒に散歩を兼ねてウォーミングアップのジョギングに行ってきました。
体調は良い感じです。
シャワーを浴びて、着替えを済ませて、ジャージ姿で出発。
玄関で靴を履こうとしたら、なんか臭い...
靴の裏を見るとウンコ踏んでました(ioi)
急いで、外の水道で靴底にはまり込んだウンコを洗い流して、気を取り直して出発。
途中のコンビニで、おにぎりとスポーツドリンクを買って、電車に乗りました。
乗り換えの駅でトイレを済ませ、大江戸線の都庁前で下車。
残してあった最後の1個のおにぎりを食べてから着替えて、ランナーゲートをくぐり嫁に「行ってきます」とメールしてたら、「のこり3分で、荷物の預かりを終了します」というアナウンスが...
あわてて、荷物を規定のビニールバッグに詰め込んでトラック前で待っているボランティアの人に預けました。
...が、慌て過ぎてせっかく買ったスポーツドリンクをバックに入れたまま預けてしまいました。そんなことにも、気付かずにスタートブロックに移動すると、TVの撮影スタッフが結構居ます。
チャリティー枠でエントリーした竹原慎二がインタビューされてたり、ヘキサゴンのグループが騒いだりしてました。
スタートブロックの閉鎖もされて、スタートへの緊張感が高まり始めた頃になって、「飲み物忘れたorz」と気付きました。
浦安のハーフで失速を経験して、給水の大切さを実感していたはずなのに...orz
...と後悔しましたが、どうにもなりません。
いまからスタートブロックを離れても水を確保できる保証はないし、それで最後尾に着くくらいなら、スタート後、混雑しているのを覚悟で最初の給水ポイントでしっかり給水すれば帳消しになるだろうと考えた時に、そばに居た人が持っていた予備のボトルを脇に置こうとしていたので、それを譲ってもらいました。
お陰で、水の心配が無くなりました。
スタート進行が進み都知事挨拶や国歌斉唱が済むといよいよ車椅子ランナーのスタートです。
そしてその5分後、9時10分になるとカウントダウンが進み、スタートです。
ピストルの音は聞こえませんでしたが、ゲートから上がった花火でスタートを知りました。
前の方からノロノロと進んでいきます。
ちょっと進んでは止まり、ちょっと進んでは止まりと言うのを繰り返しながら、2,3分くらいでやっとスタートラインに辿り着きました。
もう少し後ろからのスタートだった去年と同じくらい掛かったような気がしました。
スタートゲートを過ぎるとみんなダッシュし始めます。
それに続いて、新宿の街を目指して走りました。
今回は、Dブロックからのスタートだったお陰で、遅いランナーに前を塞がれる事がかなり少なかったように感じました。
相変わらず、グループで固まっているランナーは声を掛けても退いてくれないですね。
そういう人たちってヘッドフォンをしたままってのが多い気がします。
前のほうを意識しながら、そういう引っ掛かりそうなポイントを早めに避けるようにして、飯田橋に差し掛かると、もう周りのペースに合わせて走れば良い感じになってきました。
これは物凄く楽です。
皇居前を抜けて、東京タワーを目指して品川方面に向かう頃になって、2段目の壁に遭遇しました。この辺りで会ったのはAゼッケンの人達が多かったですね。Aゼッケンの人たちは、前後にゼッケンをつけているので余計に目に付くようにな気がします。
10kmの集団と分かれた辺りでは、快調そのもので、もっともっと飛ばせそうにすら感じる位でした。
増上寺の前で、車椅子レースのトップとすれ違いました。
去年は初めての事だったので驚きましたが、今年もやっぱりあのスピードには驚かされました。
品川の折り返しも問題なく通過。
かなり余裕が感じられます。
飛ばしたくなる気持ちを抑える必要があるくらいでした。
3時間30分のペースメーカーに追いつき、これについていけば、目標達成できるのか〜と思いましたが、集団に囲まれたまま、走る続けるよりも、今のペースを維持するほうが楽しく走れそうだったので、自分を試す意味もあって、ペースメーカーを追い越すことにしました。
ハーフ地点も、無事に通過。
浦安のハーフのレースよりも少し遅いくらいでしたが、この後もある事を考えれば上出来だと思いながら、浅草を目指します。
そろそろ苦しくなってきて、この後に備えて給水所で水を取り、口を潰して咥えるようにして時間を掛けてゆっくりと飲みました。
浅草寺前を通過する頃には、徐々にきつくなって来て、周りについてくのが辛くなってきました。
この辺りに来ると歩いている人も徐々に増えてきています。
自分もさっきまでの好調だったのに、急にちょっと貧血に似た症状が出てきました。
空腹感は無いけど、近くの給食所でパンを取って食べて、その先にみえるキロポストだけを意識して走り続けました。
しばらくすると、症状も無くなり、ペースも回復してきたのですが、30キロに差し掛かると、今度は脚が棒のように感じられ始めました。
でも、まだまだいけます。
そして、今年、参加するに当たって自分で決めた「立ち止まらずに歩かずに」という目標を達成しようと頑張っていたのですが、ペースメーカーの集団に追いつかれ、その集団に飲み込まれると、容赦なく押されたりします。
しまいには邪魔だったのか、引っ張られたりもしました(^^;
で、危ないので、脇にそれて歩いてやり過ごしました。
なんとか前に進もうと脚を動かそうとしますが、思うように動きません。
周りのペースに合わせて走り、痛みに耐えられなくなったら歩いて、でも止まらず前に...
どんなに苦しくてもゴールさえすれば、終わるんですからとにかく前へだけを考えて進みました。
給水所で水をもらって頭から被るとかなり楽になりました。
できるだけ立ち止まらず、スピードを落とさないようにと考えながら、最後に続く橋を超えていると、やっとゴールのビッグサイトが見えてきました。
湾岸道路のところで左に曲がると、また橋が...
折れそうなる心と戦いながら、橋を渡ると、ビッグサイト前に設置された応援ゲートがならんでて、そこを越えて右折すると「まじかよ〜」と思いたくなる最後の直線が待っているのも去年と一緒でした。
時計に表示されていたのは3時間38分でした。
腕を必死に動かして身体を前に進めて、なんとか無事に完走できました。
年齢的にも、これ以上詰めていくのは、難しいとも思いますが、楽しみながら少しずつでも、記録を伸ばせていければいいなぁ〜ってのが、いまの素直な気持ちです。
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