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ぶろぐん

990SMを手に入れて早1カ月
なかなか思う様にバイクに乗れず、いまだにツーリングにも行けてはいませんが、たまに引っ張り出して近所を軽く流す程度は乗ってます。

少し乗りなれてきた感じはしますが、初めての乗った時に感じた高すぎるアイドリングには、どうにも馴染めません。

アイドリングの回転数はECUで設定されているので、キャブレターの時みたいにドライバ片手にスクリューを回して調整ってわけにはいかないようです。

調べてみると、TuneECUというソフトを使うと、アイドリングの調整ができるみたいです。
というか、このTuneECUというソフトはECUのマップの書き変えもできちゃう高性能なソフトで、しかもフリーソフトなので、無料で手に入れることができるのです。

ただしECUとパソコンを繋ぐためにOBD2という規格に対応したアダプタが必要らしいので、さっそくアマゾンでポチリました。

翌々日にはアダプタが到着。
届いたアダプタをパソコンに繋いでみましたが、うまく認識されません。
結局、ドライバをインストールすることができず動作させることができませんでした。

さらに詳しく調べていくとFTDIというメーカー製のFT232RLというチップを使ったアダプタを使う必要があったようです。このチップを使ったアダプタを入手しようと探してみましたが国内で販売されていませんでした。amazonで1件だけ売っているところがありましたが、他のアダプタが1000円程度なのに、これだけは7000円もします。サブコンを買うのに比べたらまだ安いとはいえ、アイドリングの調整をするためだけに7000円を出すのは惜しい気がします。そこでさらにgoogleで検索してみると、eBayではいくつか販売していました。eBayには登録すらしていなかったので、さっそく登録してFT232RLを搭載しているアダプタを注文しましたが、しかし海外からの発送ということで届くまでに10日ほど掛かります。

さらにKTMの車両の場合、ECUから出ているコネクタは090というタイプの6ピンの防水カプラなのですが、これだとOBD2のアダプタには直接は繋ぐことができません。そのために変換するコネクタが必要なのですが、これも国内では売っていませんでした。
これもeBayで探すと扱っている業者がいくつか見つけることができたので入手することはできなくはなかったのですが、さらに10日も待つのも嫌だったのと、データシートが公開されていて、それをみると国内で流通しているOBD2の延長ケーブルと防水コネクタを使えば自作できそうだったので、それを入手して自作しました。

そして、TuneECUについて調べていく過程で、スマホでECUに入力されているデータが読み取れるECU SENSORSというアプリも発見しました。これも同様にOBD2アダプタを使って取得するのですが、こちらはELM327というチップを使っているものが必要で、bluetoothで接続できます。
値段も600円くらいだったので、速攻でぽちりました。

2日ほどで届いたので、さっそく繋いでみたら、ECU Inithializeing...という状態で止まってしまいました。調べてみると、ELM327というチップには流通しているもののバージョンが2種類あって、ECU Sensorで使用するには、古い方のv1.5出ないとダメだとわかりました

今回、入手できたアダプタを別のソフトで確認してみたらv2.1のものだと分かりました。

そこで、あらためてv1.5と明記されているものを入手しなおしました。
こちらはちょっと高くて1500円ほどしました。
2日ほどで到着したので接続してみると今度はあっさりとつながりました。

この辺の互換性の情報が殆どないのが困ります。
おかげでずいぶんと遠回りして、無駄な出費をすることになりました。

さて、実際にアプリを動かしてみると、かなり詳しい情報が、ほぼリアルタイムで見れるので、単純に楽しいです。なにかに使うかというと…いまのところ思い浮かびませんけど…(^o^;)

そして注文してから10日目
やっとUSB接続のケーブルが届きました。

接続するとドライバをWindowsUpdateから探すか聞かれますが、予めダウンロードしてあったドライバを指定すると無事に認識されました。

バイクに自作した変換コネクタとアダプタを接続すると右隅のステータス表示が赤から緑に変わり、マップの情報が表示されました。
まずは、現在のマップを保存して、早速、アイドルの値を100回転ずつ下げたファイルを作り、ECUにダウンロードしました。
この辺のダウンロードとかの言葉がECU視点なのでちょっと戸惑います。

ダウンロードが完了すると、一旦、リセットされるのか、バイクの電源のON/OFFが自動で行われます。

エンジンを掛けてみると…

まずは、弄っていないファーストアイドルの領域からなので、かわらず2000回転くらいで回った後、少しずつ回転が落ちていき、水温が上がってくると1650回転まで落ちました。
タコメータの針は1本分くらい下がりました。
パソコン上に表示されている回転数よりもタコメータが指している回転数の方が少し高いように感じます。それは置いといても、まだ高い気がするので、さらに100回転ずつ落として、最終的には1350回転になるように設定したファイルをダウンロードして再始動すると、普通のバイクよりも少しだけ高いくらいになりました。

SuperMoto自体、フライホイールが軽そうな雰囲気があって、アイドリングを落としすぎると、エンストしやすくなりそうな気もするので、まずはこれで様子を見てみることにしました。

そして、試乗してみると、ほんとにちょっとの違いですが、アイドリングの回転が落ちたことで、静かになったのが好印象です。また、ニュートラルから1速に入れたときに感じるショックが随分と減りました。

すこし間を置いて、こんどはマップ自体にも手を入れてみました。
まず、気になっていた低速でギクシャクする感じを何とかしたかったので、アイドリングから3500回転までの間で、スロットルを閉じているところから少し開けたあたりまでの燃料を1,2%濃くして見ました。

キャブでパイロットスクリューを1/4開けるイメージです。

試乗してみると、狙いどおりでエンブレの効きがマイルドになって、楽に乗れるようになりました。
開け初めのところも、敏感さが緩和されたので、まったりした感じになりました。
高いギアで3000回転までの回転を使おうとすると、ガチャガチャとした感じがしていましたが、これも少し収まりました。これ以上は1軸バランサーしか積んでない1気筒あたり500ccあるエンジンということを考えるとの構造的な問題の気もします。

それにしても、1,2%しか変更していないのに、これだけ変化するとなると、あまり大きく値を変更すると、エンジンを壊しかねないので、慎重にいじらないといけないです。

4000回転くらいからアクセルを戻して停車する時にもう少しエンブレが弱くても良い気がするので、ここの燃料をさらに1,2%の範囲で増量したマップを作り、またダウンロードしてみました。
エンジンを掛けて、ブリッピングしてみると、バスバスと乾いた感じの排気音が少し重くなりました。
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