2001年11月17日(土曜)

朝5時起きで筑波に向かう。
6時に家を出て、8時前に筑波に到着。

今回の走行は、9時からのL1のみ。
ボルトの増し締めをしたり、ガソリンを入れたり、キャブレターのセッティングを確認したりしているうちに、走行時間になる。
5分前にコース入り口に並ぶ。今回は先頭から4台目でコースイン。
前を走るバイクのペースが異常に遅い、特に前直前を走るNSRのペースが怖いくらいに遅い。

ピットを出るときに時計についている温度計で気温を確認すると11.5度。
路面もかなり冷えているようで、グリップ感が全然無い。
とりあえず、3周はゆっくり走ろうと心に誓う。

MJを120番に絞ったのが効いて、裏直で結構スピードが乗る。3速で引っ張ると10000rpmまで廻る。さっきのNSRのスリップについて引っ張ってもらう。このNSRが異常に早いポイントでブレーキングをするので、インに逃げたあと、がんばってアクセルオフだけで最終コーナーに進入、そしてパス。

2周目突入。ホームストレートでも、結構伸びる。いつもよりも500rpm引っ張っても6速に入るポイントが20mくらい手前になった。
ピットロードからは、まだバイクが出てきている。これに絡まれるとペースが落ちまくるので、1コーナーで追い越す。S字でさっき追い越したビッグバイクにバンバン抜かれる(^^;

1ヘアに進入。BMWが転んでる。おかげで大渋滞。これが、このあとの自分の運命を大きく変えることになるとはちっとも思わず、「あらら、もったいない」と思いながら、ダンロップまで渋滞にはまりながら、抜けていく。

高速S字から、2ヘアで渋滞をさばいて、裏直で全開。最終コーナーにアクセルオフで進入。だいぶグリップ感が出てきた。さっきよりも少し早めに全開に持っていき、前を走るSRX250を抜く。
1コーナーも少しセーブしながらも、かなりいい感じで入っていける。だいぶ、タイヤも温まってきたようだ。

前はかなり空いている。前を走るNSRを立ち上がりでさばいて、S字を理想的なラインでクリア、自分では、結構スピードを落として入ったつもりだったけど、思ったよりスピードが乗った状態で、1ヘア進入。

2速落としてフルバンク....フロントが切れ込む、対処する間もなく、転倒....
バイクがコース上を滑っていくのが見える。そして後続車が次々と押し寄せる。
自分は、コースのど真ん中で、止まってしまう。
慌てて立ち上がって、どっちに逃げようか迷う。
その間も、どんどん後続車が走ってくる。走ってくるバイクの切れ間を見つけてアウト側に非難。
バイクを起こして...ってなかなか起きない。左側のハンドルはフォークから抜けてしまっている。ギアが入ったまま。
外れたハンドルをを握ってクラッチを切りつつ、バイクを押してクラッシュパッドに立てかけて、自分はクラッシュパッドを乗り越えて、ガードレール裏で走行の見学。

ビデオを撮っていた嫁が心配そうに駆け寄ってくる。
怪我が無いことを告げるとほっとした様子。

思い起こせば、1周目は前がつかえ、2周目にはBMWが転んでいたので、1ヘアは徐行してそのまま渋滞にはまり、左コーナーは遅いペースでしか走れていなかったので、右側に比べ左側は全然タイヤが暖まっていない状態だったのでしょう。

そんなこととは知らず(わからず)に、そこそこのペースで1ヘアに入ってしまったために、スリップダウンしてしまったようです。

転倒のダメージで、タンクには大きな擦り傷が入ってしまい、ステップも曲がってしまいました。
次の走行まで、1ヶ月以上あるので、ゆっくりと直したいとおもいます。