2002年3月9日 筑波サーキット スポーツ走行 A1,A2

今年から、ファミリー走行枠はナンバー付きの車両じゃないと走れなくなってしまったため、書無しで買ったSRXでは走れなくなってしまいました。

そこで、小遣いを遣り繰りして、スポーツ会員に昇格したのが、1月末。

資金も使い果たし、公私共に忙しかったため、メンテするまもなく、あっという間に2ヶ月が過ぎ、今日になってやっと、スポーツ走行が出来るようになりました。

例によって、朝5時起き。
スキ屋で牛丼を食べてから、筑波に向かいます。
今日は、連休でもないのにやたら道が込んでて、いつもなら6時半ぐらいには着く所が、7時ちょっと前にやっと到着。
すでに、ピット前の駐車スペースは満車状態。コントロールタワー脇に空いているスペースを見つけ、二重駐車状態で、何とか停める事が出来ました。

ま、SRXと言ったら、特に弄る所があるわけじゃないし、バイクさえ下ろせればいいので、何とかなっちゃいますけどね。

バイクを下ろして、ラダーを仕舞っているところに、でびるさんの知りあいのまささんが、登場。お世話になります。

7時半頃になってようやくエンジンを掛けようと思ったけど、当然のごとくバッテリーは上がってしまっていてセルは廻りません。
押しがけもしてみたのですが、リアタイヤがロックするばかりで、ちっとも掛かる気配がないので、トランポのバッテリーと繋いでセルで始動。あっけないほどすぐにエンジンが掛かりました。
ホント、セル残しておいて良かったと痛感しちゃいました。

10分ほど前になってツナギを着込み、ブーツを履いてと、準備をはじめる。
2ヶ月ぶりだし、A枠は初めてだしで、なんとなく緊張。

8時。走行開始。
朝早いこともあって、気温も路面温度も低そう。
走り出すと首の辺りが冷えて、ちょっと痺れる。緊張のあまり、喉がカラカラになり咳払いをしたらシールドが一瞬真っ白になる。

焦る気持ちを押さえながら、前を走る車両について行く。

思ったよりグリップ感もあるし、体も動く。ハンドルを交換したおかげで、肩に力が入りすぎることもなく、かなりいい感じで走れる。4周もすると、「今日は、久しぶりだから1本目はちょっと押さえて」なんて思っていたのも何処かに吹っ飛んで、ガンガンアクセルを開けている自分に気付く。

しか〜し、やっぱりA枠は違う。L枠で走っていた時と全然違った意味での怖さを感じる。
S80(今年からS85って呼ぶのかな?)のブチ切れたような突っ込みとコーナリングスピードと一瞬で目の前からワープしていってしまうような、ビッグバイクの加速にビビリながら、なんとか自分のペースを掴もうともがいている内に30分が過ぎてしまった。

自分的には、回りのペースに引っ張られて、思ったよりタイムが出ているんじゃないか？と言う期待と、周りにビビリながら走っていたせいで、全然タイムが出ていないんじゃないかと言う不安を感じながら、パドックに戻る。

1ヘアで、ビデオを撮りながらタイムを取っていてくれた嫁が帰ってきたので、結果を聞くと、平均24,5秒、ベストが23秒台との事。
ベストは、もうちょい詰めれてたかも？と期待していたけど、現実はそんなに甘くなかった。けど、平均タイムはちょっと上がったし、バラつきも以前に比べれば結構減っている様子。

しばし休憩
2本目まで時間があるので、他のクラスの走行を見ながら、まささんとすぅさんのところに挨拶をしに行く。

走行30分ほど前に、トランポのところに戻り、簡単にSRXのチェック。
オイルのにじみがあったので、ペーパーウェスで拭き取り、しばらくエンジンを掛けたままにして、チェック。

その間に、嫁の撮ったビデオを見せてもらう。
思ったより、きちんと走れていたけど、入り口でのブレーキングから寝かしこみが甘アマ。コーナリングスピードも足らないようで、クリッピングについた辺りでフラツキ気味。次の走行の課題にしようと密かに思いつつ、走行の準備に取り掛かる。

オイルにじみは、進展無し。とりあえず、大丈夫そう。

そして、10時30分。2本目の走行開始。
2本目ということもあり、さっきほどは緊張していないし、気温も上がってグリップ感も増して精神的にもかなり楽。はじめから、少し飛ばし気味にして、できるだけ前を走っている車両について行くように努力する。

が、やっぱり、S80の突っ込みとコーナリングにビビリ、ビックバイクの加速にビビリながら走ることに(^^;

それでも、少しずつ、突込みを鋭くするように、立ち上がりで少しでも早くアクセルを開けれるように、コーナリングスピードを上げられるように、といろんな事を心掛けながら、ガンガン走っていく。

進入とコーナリングスピードは、少しずつ速くなっているようだけど、コーナーの遅いバイクに引っかかるよになってくる。しかし、突っ込みで抜こうと思っても、その前の立ち上がりでドカ〜〜ンと間を開けられてしまうので、どうにもならない。
ラインをずらして抜こうとするととっちらかってかえって、遅くなってしまう始末。
それとイマイチ、ブレーキが効かないような感じがする。1コーナーや1ヘアでブレーキングをちょっと遅らせると停まりきれない感じがしてしまうのです。
もっと握り始めにガツンと効くパッドが欲しいですね。

結局、1周も全部綺麗に走れた周がないまま、走行終了。
それでも、後半は、自分でも今までになくきちんと走れた感じもあったので、タイムはともかく、かなりの満足を感じながら、パドックに戻る。

走行後。
1ヘアでのビデオ撮影から帰ってきた嫁からタイムを聞くと、22秒台が出ていたとの事。
しかも、22,3秒が平均して出ているとのことで、自分でもちょっと驚く。
速い人からすればどうと言うことのないタイムだろけど、久々に走った自分にとっては、かなり満足の行くタイムでした。

ちょっと気分をよくしながら、片づけを済ませ、まささんとすぅさんの所に行き、RS125用のシートを激安価格で、譲ってもらう。
ついでに、D'sでお買い物、フロントスタンドとABSOのフォークオイルをゲット。
次回の走行までにフォークオイル交換をしてみたいですね。
ついでに、イニシャルも、自分の乗り方だとちょっと高すぎる気がするので、追加で入れたカラーを半分くらいに減らしてみるつもりです。

帰路。
帰りは、三郷で高速を降り、STAGE Lethasrに寄って、背中に入れてもらうロゴを渡しつつ、内緒の営業をしてくる。