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2003 筑波ツーリストトロフィー Feb

今年の第一戦目となる筑波TTです。

朝5時おきで、準備をして家を出ると、外は雨。
降り自体、そんなに強くないし、天気予報では日の出とともに、雨は止んで暖かくなるといっていたので、そうなることを期待しつつ、筑波へ向かいます。

このところ、筑波に向かう時間帯には、外が明るくなってきているのが続いていたので、真っ暗な中、高速を走るのはなんか変な感じです。

雨です筑波につくと、雨は止んでいるものの、路面は完全にウエット状態。
これから乾いてくることを願いつつ、荷物を降ろして準備をはじめます。

レースをはじめて2年目ということもあって、この辺の段取りもだいぶ慣れてきたんでしょう。ゆっくりとやっている割には、すぐに終わってしまって、時間が余ってしまいました。

ということで、カヅの散歩をしながら、コース脇からコースの確認をして、イメトレなんかしちゃいます。

小沼君少しゆっくり目に受付をすませ、早々に場所取りを兼ねてSRXの搬入。
前回と同じように1コーナー内側の車検場の奥にSRXを停めて、パドックに戻り、昨日買った台車に工具類を載せてこれも搬入。

この頃、小沼君と津川君も到着。
「雨だねぇ〜」とかいいながら、一緒に準備をはじめます。

柳沼君が到着したところで、車検の列に並びます。
で、車のなかにグローブを忘れていたのを思い出し、ダッシュで取りに戻ります。

予選に向かう後姿車検でリアブレーキのペダルの戻りが悪いことを指摘されたので、練習用のステップバーから本番用の転んでいないステップバーに交換するついでに、カラーを入れて引っかかりを解消するとともに、弁当を買った時についてきた輪ゴムをかけてリターンスプリングの変わりにしておきます。

どっちにしても、本番前にやるつもりだったんで問題なしです。

走行しているうちに、SRF4&5の予選が始まりました。
ウエットだし転倒車けっこう出るんだろうなぁ〜と思っていたら案の定、転んでいる人がいます。それも、あんまりスピードが出ていないのに転んでます。
けっこう滑るのかも??

=予選=
予選開始待ち予選はウエット。ウエットって苦手なんだよねぇ(^^;
とりあえず、タイヤが少しでも早く温まるように、空気圧を低めにセット。
コースインして3周は転ばないように...というのだけ頭に入れて流す。
それでも、水溜りがあちこちにあって、滑る滑る。

お陰で体が硬くなってしまい、思うように走れない。
少しずつ乾いていく路面と相談しながら、ペースをあげていこうと思うが、直前に換えたハイスロのせいで、どうもアクセル操作がラフになりがち、立ち上がりでアクセルを開けていくと、ズルズルとリアが滑ってしまう。

ビビリながら走っているせいで車速が乗らず、その分、コーナーの侵入で「まだまだ行けそう...」と思ってしまい、レイトブレーキング...結局とっ散らかって、コーナーで失速(ioi)
俺ってダメすぎ...

ストレート遅すぎ... 2ヘアの進入でオーバーランしそうになったところをグースに刺され、そのまま裏直で引き離されるが、このグース、1コーナーからのダンロップ過ぎるまでのインフィールドが遅い。
かといってウエット路面にビビってしまってるので、抜くのもちょっと怖い。中途半端なところで抜いてもストレートで抜き返されちゃうだろうからと、タイムを出す事だけを考えて追いつかないように前を空ける事にするが、結構あけたつもりでもCXの辺りで追いついてしまう。
追いついた勢いのま抜こうと試みるけど、今度は裏直から1コーナー手前までは向こうのほうが早いので、やっぱり抜けないorz。結局、最後まで前をふさがれた形で予選終了のチェッカーを向かえる。

予想通り、結果はボロボロ。後ろから2番目です。
もうちょっと他車との位置関係をうまく処理できるようにならないとダメね...

ウエット路面にビビってます予選が終わってから、珍しくマシンのチェックをしてみる。
どうにも回らないエンジンをもう少し回るようにしたい。で、キャブセット変更しようと、プラグの焼けを確認してみると、けっこういい感じに焼けている。
もう少し絞っても...とかも思ったけど、これから天気も良くなってくるのに、これ以上薄くすれば、それじゃなくてもトルクがないエンジンがさらにトルクがなくなる可能性のほうが大きい気がする。
ってことで、結局、キャブは弄らないことにする。

タンクのガソリンを抜いて残量のチェックもしてみる。
すると、2リッター残ってた...3リッターしか入れてないから、予選で使ったのは1リッターだけ?
幾ら雨とはいえ、アクセルが開けれていないいい証拠です。

忘れないうちに、1リッター足して3リッターいれて置く。
決勝じゃ、これを使い切るくらいの覚悟でガンガンアクセル開けていかないとね。

日があたってきて、気温が高くなっているせいか、タイヤの空気圧は少し増えていてほぼOK。路面温度はそれほど上がらないだろうから...ということで、やっぱり少し低めにセットしておきます。

=決勝=
決勝前のひと時決勝は、ちょっと肌寒い程度で路面は完全にドライ。

グリッドについて、前を見るといつもの事ながら、トップは遥か彼方。
選手紹介も順番が回ってくる前にエンジンスタートとなってしまい、簡単に済まされてしまう(ioi)
...次こそ、もっと前のほうのグリッドにつかなきゃな〜と思っているうちに、ウォームアップラン開始。通常と違って、ウォームアップランが2周。タイヤを暖めるのとグリップを確かめるために、思い切ってコーナーに飛び込んでみる。
けっこう、グリップするなぁ〜と思いながら、ウォームアップランは終了。

予選でビリから2番目に落ちてしまった分、はじめからガンガンいくつもりで、気合を入れまくってスタート...しかし、またもスタート失敗(ioi)
ウォームアップランに出る時にしたスタート練習で、クラッチとおいかなぁ?と思ってたんだけど、やっぱり遠すぎた...
気合い入ってます。でも、雨の中の走行とあまり変わりない?1コーナーに入ったところでは、すでに車体2台分くらいは放されてビリ(ioi)
1ヘアで、渋滞している前の車両のインに飛び込んで、ビリから脱出。たぶん3台くらい抜いて1ヘアを立ち上がったけど、抜け出た先でも渋滞していて、行き場を探しているうちに、インに付かれて、2台に抜かれる。2ヘア進入で1台抜きかえして裏直に出たところでシフトミス(ioi)

かろうじて見える前の3台はスリップを使い合ってストレートでかなり伸びてる。
が、コーナーではこっちのほうが少し早いので、インフィールドでは、すこし詰まるんだけど、ストレートでその倍くらい離されるというのを繰り返しているうちに、ジリジリと前をいくSRXに引き離されて、4周目くらいには完全に単独走行...

いつもに比べ、自分のSRXにしてはホームストレートとS字では、けっこう走っている感じなのに、立ち上がりで、1ヘアと2ヘアの立ち上がりでワンテンポ遅れる。

全開で立ち上がっているんだけど失速しちゃうんだよねぇ4速のまま入ると、立ち上がりで失速するし、3速まで落とすとコーナリングスピードが落ちすぎる。4速で失速しないようにコーナリングスピードを上げて無理やり曲がるしかないと気合を入れまくって、バイクを寝かすが、車体のあちこちが路面にヒットしていてこれ以上寝かせられない。

いままで、動かないリアサスで走っていたせいもあって、それにあわせフロントも動かないようにセットしていたから、アクセルオンでリアサスが沈んでいくと、フロントが高くなりすぎて、バイクが思った方向に進んでくれません。

外足過重を意識して...というアドバイクを思い出して、身体をインにねじ込んでいくけど、低い路面温度にあわせて、空気圧少し低めにしたせいか、タイヤが思ったより早くタレてしまって、ラインが外へ外へと膨らんでいく...ペースが上がりません。
というか、タイヤ終わっちゃってるのかなぁ?

比較的この辺は離されずにすんでます。すでに、前も追いつけそうにないほど離れてしまい、後ろも追いつかれないくらい離れて悲しき一人旅。いつもだと、ここで気合が抜けてしまってズルズルとペースが落ちてしまうんだけど、今回は、周回遅れ脱出という目標があるので、気が抜けません。

裏直でのスピードを乗せる為に、2ヘアではとにかくコーナリングスピードを高くすることがけを考えて突っ込んでいきます。だけど、悲しいかな、裏直は向かい風...
内腿が痛くなるくらいにタンクに膝を押し付け、腕をわき腹に押し付け、とにかく小さくなることだけを考えてアクセルを開けつづけますが、最高速は伸びません。

10周目、2ヘアを立ち上がってCXの方を確認すると、トップ集団が視界に入る。こりゃヤバイ...って気合を入れなおして、最終はシフトダウンしたら即全開...フレームがいや〜な感じでグニャグニャいっているのを感じながら、我慢します。

その甲斐あって、なんとか逃げ切って周回遅れにならずにすみました。
でも11周目、最終を立ち上がっていったら、チェッカーを用意していたのが見えた時は、ホント焦りました(^^;

台車レース出場に向けて特訓中結果的に、一番最後にチェッカーを受けることになるんで、ラスト1周もベストラップを出すべく、がんばって走ってみたものの、思ったほどはペースが上がりません。

順位だけ観れば、ビリから3番目だけど、内容的には最後まで走りきれたし、マシンの状態もだいぶ持ち直してきたので、そこそこ満足しています。

これからエンジンのオーバーホールもするし、セッティングとかの方向性も分かってきたので、6月までには、もう少しいい感じに持っていけそうです。


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