2002 間瀬ほのぼのサンデー300kmオープン耐久レース

間瀬耐参戦レポート

いよいよ間瀬耐です。これまで、マシンの手配をしたりエントリーに向けて着々と準備してきたしめくくりの日です。

朝6時のゲートオープンとともにパドックに移動して場所を確保。昨晩10時にゲート前に到着したお陰で一番乗りだったので、去年とった場所と同じところに3台分のスペースを確保して、他のメンバーが到着するのを待つ。

中村さんも到着したので、バイクを下ろして、久々に29Lと対面。
今朝、4時まで掛かって整備していたそうだ。

車検。
とにかく時間が掛かる。マフラーを替えた車両がノーマルクラスにエントリーしていると言うことでもめているようだ。
うちの方は、適当に付けたトランスボンダーの位置を直してくれと言われたくらいで、あとは、特に問題なし。

公式練習。
スケジュールが押しまくりで、いつになったら公式練習が始まるのか分からない。
とりあえず、ツナギに着替えてピットに移動し、走行開始時間を待つ。

まずは、中村さんがコースイン。
誰もタイムを取ろうとしない。仕方ないので、私がタイムを取ってサインボードを出す。
が、3周したところでピットに入ってきてしまった。
なにか不具合があったのかと思ったら、「もう十分」と言うことらしい。
私の準備ができていないので、もう3周走ってきてもらう。

で、交替して私がコースイン。
とりあえず、路面はドライ。しかし、いつも走っている筑波と比べてはもちろん、この前走って「スゲー荒れているなぁ〜」と思ったSUGOと比べてもさらに路面が荒れている。
とろあえず、1年ぶりのコースなので、コースなりに走ってみるが、ブレーキングポイントにする目印を見つけようにも目印になるものが見つけられず、早い人に付いていってラインを覚えようにも手ごろな人が居ないので、ただダラダラ走るだけになってしまった。
公式練習を兼ねて、トランスボンダーの受信状況のチェックをしていたようだけど、上手くいかない車両が多いらしく、いつまで経っても決勝が始まらない。そのうち、トラボンのチェックをしていた車両が転んでライダーが担がれて運び出されていった...

決勝。
押しに押してたけど、なんとか決勝スタート。
今回は、中村さんがスタート担当。
25分交替で走る事にする。

相変わらず、誰もサインボードを出してくれないので、私がサインボードを出す。
順位は、22位あたりを走行。
順調にはしって25分経過。
ピットインのサインを出して交替。

ガソリンの残量をチェックする。
まぁ、当然のことながら、全然余裕なので、給油せずにライダー交替だけしてコースイン。

公式練習が終わってからずっと降り続いている小雨のため、路面はズルズル。
曲がらない...
ストレートで抜かれまくる。
コーナー進入で追いつくけど、抜くまでの速度差がないので辛い。
唯一、シケインからソックスコーナーの辺りで上手くかわせそうな気がするが、イエローが出っ放しで抜けない。

なんか、いい方法はないかなぁ？と考えているうちにピットインのサインが出たので、ピットインしてライダー交代。ガソリンを給油したが、キャップを締める段階で、向きがあってなかったのか、キャップが締まらず、30秒ほどロス。もったいない。

中村さんに代わってから順調に順位を上げていき、25分で交替。

2本目の走行。
ピットに居る時はさっきより雨脚が弱まってきたように見えたけど、実際に走ってみるとさっきよりも降りが強くなっているような気がする。

転倒車両続出で、そこら中でイエローが出ている。コース上でバイクを押している奴まで居る。
30秒前後でのペースをキープして中村さんに交替。

台数が減ってきたのと雨脚が弱まってきたので、ペースが少しずつ上がってきている。
中村さんも直線では苦戦しながらも、コーナーで善戦して順位を少しずつ上げてくれている。

3回目の走行。
さっきより雨脚が弱まってきているので、ラインを外さなければそこそこグリップすることに気付く。どうも、おっかなびっくりの乗り方になっていて、思うような場所にバイクを持っていけない。

あいかわらず、勝負できそうな場所はイエローが出っ放しなので、抜けない。
ラスト10分くらいだろうか、ソックスコーナーのイエローが解除されたので、それにあわせてペースをあげていく。
ストレートに戻ってくるたびに1秒ずつタイムが縮まっているのが確認できる。

最終コーナーがどうも苦手でホームストレートで上手く加速させられず、前のバイクに追いつけそうで追いつけない状況が続くので、どうしても、1コーナーからシケインで勝負するしか前のバイクに追いつく手段がない。

シケインをゼブラに乗り上げながらむりやり立ち上がって、全開でソックスコーナーを目指すと、いままで以上にスピードが載っていた。おぉとか思いながらブレーキングを開始、ブレーキをリリースしながらバイクを寝かしこんでいった瞬間、フロントからスリップダウン。

ダートまで滑走して無事に停まった。慌ててバイクに駆け寄る。エンジンは、掛かったままだったので、キルスイッチでエンジンを止め、バイクを起こして破損個所のチェック。ペダルもレバーもある。スクリーンとゼッケンが割れてメキメキになっているが、カウルは擦り傷程度。
バイクにまたがりキックするとエンジンが掛かった。
ガソリンやオイルが漏れていないかまたがったままチェックして大丈夫そうなので、コースに復帰。

S字でバイクの挙動を確かめるが特に問題はなさそう。
やけにシールドが曇り前が全然見えない。
シールドをあげて曇りを取り、バックストレッチで全開してみるバックストレッチでも、問題なくエンジンは吹けている。

相変わらず、シールドの曇りで前が見えにくいが、それ以外は、問題なさそう。

ピットインしようか迷ったが、残り時間も少なそうだし、走れるなら走ってしまおうということで、そのまま走りつづける。
心配なのは、転倒後、ピットインしていないことでブラックフラッグが降られないかと言うことだけ。

転倒してから2周目、ブラックフラッグは出ていない。

ピットでも普通にタイムを出しているので、このまま走っても問題なさそう。

できるだけ、順位を取り戻そうと必死に走る。が、空回り(^^;
あとどれくらいでチェッカーなんだとか思いながら最終コーナーを立ち上がるとフラッグが振られていた...